2006/08/22

ぼちぼちですね

『ぼちぼちですね。』中々いい言葉だと思う。ゆっくりとした感じで、特に嫌味でもなく控えめすぎる事もなく、あまりよく知らない先輩から「調子どう??」の返答に、いちいち考えず都合の良い解釈を相手に与えてくれるから楽。
関西のアイデンティティも凝縮されていて、なんか自分にはしっくりくる。
だけど、『ぼちぼちって?』と突っ込んでくる人には要注意、面倒くさい。だから、親しい先輩にはあんまり使わない。
職場のフロアには、新人の自分にとって少しだけ知ってる人が結構いるから、挨拶を交えて軽く話す機会が多い。よって、上のような軽い会話が多いわけだ。まぁ、そのようなちょっとした会話が繋がって結構仲良くなっていくものだ。

と、客観的にはほのぼのと仕事をやっているように思えるが、先週末とか昨日とかは結構泣きそうになってたわけで。やっぱその泣きそうになるのも、配属されて2ヶ月ちょっとのズブの素人同然の『ぼちぼちですね』とか言ってるやつに、重い責任とプレッシャーが伸し掛かってしまうからである。まぁ今日は結構充実感に浸っているのは正直な感想であって・・・。
こういう浮き沈みの中で、溺れそうになって、一回溺れて、また這い上がって徐々に成長していくのかなって思う。いや、思ってみる。

そんな、今のとこ浮き沈みの多い毎日だからこそ使える言葉。
それは『ぼちぼちですねー。』なのだ。

P.S 帰りに買った東京カレンダーのお店を片っ端から攻めたくなった。

2006/08/04

財布なくした

財布無くしたら、マ・ジ・で焦るね。

今日、同じフロアの同期と3時くらいにコンビニ行くタイミングが同じで、ちょっと休憩がてら外のベンチに座ってだべっていた。
んで、フロアに戻って仕事再開して、明らかに処理能力を上回る案件が次々に来て若干開き直りはじめたら、急に眠たくなってきたので、フロアの自販機にコーヒーを買いに行こうとした。その時・・・。(5時過ぎくらいやったかな)
あれ!?・・・、いつもは足元に置いているカバンの中に財布があるのにない。なんかカバンの中に財布がある気配もない。カバンの中と机の周りを入念に探したがない、ない。(若干焦りはじめる)

行動振り返り

1、3時くらいにコンビニでコンニャクのジュースを買って袋に入れてもらう(その際は確実に財布あり)→2、一階外のベンチに座る(財布もってたかな?)→3、しゃべる(もってた?)→4、フロアーに戻る(たぶん・・・)→5、すぐ目に付いた小さいゴミ箱にジュースの殻ごとコンビニの袋に入れて捨てる→6、席につく→7、5時過ぎくらいに財布がない事を認識

仮説:自分的に5が怪しい。コンビニの袋に財布を入れる癖があるので、袋に入れたままゴミ箱に捨てた。はず。

そんな自分の行動仮説を立てながら、コンビニの袋を捨てた円柱形の上が開いている小さいゴミ箱を覗くと・・・。
ゴミが全くない。そういえば、少し前にゴミ回収の業者が集めていってた。

かなり焦り始める。ますます自分の仮説が真実のように思えてくる。もうゴミがトラックに積まれて、焼却所に向かってるかもとか思う。

なんとかゴミを集めている人にコンタクトを取りたいが、全く見当たらないし、とりあえず管理室みたいなとこにTELして、状況を説明してゴミの置き場を教えてもらう。
んで、貨物のエレベーターに乗って、18階から地下2階にいく。その間、財布の中身を思い浮かべて、クレジットカードとか、銀行のカードとか、定期とか、免許証とか、かなり面倒くさい事を思い浮かべながら、ひたすらにゴミ置き場を目指す。

んでなんとか大量のゴミのありかを発見して、業者の方と会って状況を説明して、手伝ってもらいながら財布を探そうとする。が、一日でこのビルだけでこんなにもゴミが出るのねって思うくらいわんさかあって、ちょっと見ただけでは探し当てれそうにもない。業者の他の方もヘルプで総勢5人の方が僕の財布探しに付き合ってくれた。一旦、どのゴミ箱かを集めた人にわかってもらうため、18階に戻る。

んで、状況をSPに話すと、「どこかに置き忘れてんじゃないの?」と言われたので、それまで固執した自分の仮説を疑ってみる。

仮説再考:可能性があるのは2,3,4。もしかして、ベンチに置き忘れてんのかも。でも3時間くらい前やし、人通りもあるからまず誰か持って行ってるだろう、と思うが・・・。

んで、18階からB1階に降りて、1階の玄関に上がってベンチを観にいくと・・・。

何やら、茶色い物体が。

あ、あった。あった。普通にあった。

それを避けるように、隣のベンチで人は座ってて、僕が財布を持っていった時に凝視されたので、「これ僕のんですから」と笑顔で理解してもらった。

真っ先にダッシュで地下2階に下りて、僕の財布を捜してくれている方にご報告して、お詫びをして、何度も何度もお詫びをして、でも、おじさん、おばさんたちは「あって、よかった、よかった。」と何度も言ってくれた。本当に申し訳ない気持ちだった。明日、改めて皆さんにお詫びをしようと思う。

ほんま、物を無くした時の自分の記憶ってあいまいで、変な仮説を立ててしまう。んで、焦れば焦るほど、その仮説に固執しはじめて、変な行動に出てしまう。これからはまじで気をつけようと思う。

でも、財布あってよかった。
財布の管理には要注意だ。

仕事中に何してんねんって感じやけど
ま、いっか。
因みに、普段はもちろんの事休憩なんてことでコンビニ行って、外に出るとかありませんわ。
たいていお昼から戻って仕事はじめると、気が付いたら夜って感じです、はい。