2006/02/27

就活セミナー

今日は4月から働く会社の就活セミナーに内定者として参加した.

いやはや,結構疲れた.
というのも,セミナー内の内定者の部屋とやらを担当することになり,午前:40分×4ターム,午後:40分×4タームを内定者1人につき8人程度の就活生の相談を受ける.もちろん内容は就活全般の事.

セミナー開始前に参加内定者代表として挨拶したのだが,その際,さすがに就活生150名の前となると緊張だ.午前の部の挨拶では,ここまで噛むかってくらい噛んだので逆に笑いが取れてよかった.いや完全に笑われた!中途半端に噛むんやったら思いっきり噛めだ.で,噛んだことを認める照れを全面に出せ!だ.で,最後にきっちり締めたらこっちのもんだ.って変にポジティブ.

で,セミナー開始.
内定者の部屋にやってきた就活生が持つ不安や聞かれる点は大体共通したもので,面接や筆記試験,採用プロセスや自身の志望動機や,どんな就活をやってきたか等など.それらの事に対して内定者がお答えする形式.人に語れる程の経験値もないが,自分の話を皆さんカリカリとメモしてくれていて,その度にお役に立ちたい系のアドレナリンが分泌されて俄然やる気に.真剣に取り組んだ分正直疲れたが,終わってから挨拶に来てくれる人や遅くまで話し込んでくれた人がいて,なんかちょっとうれしかった.
基本自分,人の役に立ちたい系なのだと今日改めて確認.

また,一ヵ月後社会人になる自分にとって,再度就活・就職というものを振り返れて有意義だった.やっぱ頭の中を整理するって大事やね.なんかスッとした.

んで,終わってから内定者達とのるーびーは仕事帰りの一杯先取り味だった.

2006/02/21

久々にコモル

日曜の夜から久しぶりに篭った.六甲山腹の暗室に.

 途中,印画紙を買いにヨドバシに寄ったのだが,銀塩系の売り場がやたらと小さくなってる.印画紙の種類も少なくなってるし,その他の必要道具の選択肢もだんだん少なくなっている.お気に入りのAGFAの生産も終了したし,しぶしぶ古巣のILFORDの半光沢・サテン地を買う.ILFORDはフィルムも含めお気に入りメーカーなので,しぶしぶではないわ.
 てか,フジの銀塩用品を覗いて見ると(ちなみにフジの製品は自分の性に会わないので3年前から一切使っていません),『原油価格の高騰と銀塩市場縮小による生産コスト増大により価格を上げさせていただきました』.だってよ.銀塩用品メーカーがばたばた生産を止めて,フジだけとかなったら,独占的に価格操作されるぞ.この,フジの強気の姿勢を見る限りあり得るぞ!他のメーカー頑張れ!
 何かとアナログな人には不都合な時代になりましたね.

以上はヨドバシでの感想.


で,夜通し篭る気満々であったが,久しぶりの後輩と部室で飲む事に.ビールばっかり飲んでいた.11年かかった味を堪能するために円熟も飲んだ.が,後半過ぎて味がわからず.ウイスキーをコーラで割って懐かしいとか言うてる未成年の後輩がいた.こんな流れでコタツ効果もあり,いつの間にか睡眠→朝.んでやっと篭り始める.




 やっぱり,久しぶりに薄赤暗い部屋に篭るのはいい.何がいいってトリップができるから.像を印画紙に焼き付けて液に浸して像を浮き出す事で,右脳に引っ付いてるあやふやな記憶を具現化してくれる.必ずしも過去にトリップするだけじゃなくて,そこから派生した色んな思考に結びつく.自分が撮ってきたものって自分の記憶やし,何気にシャッターを切っているようでも,その瞬間に感動を覚えた何かがあるんやろうと思う.たとえアーティスティックな写真を生み出そうと思っても,記憶としてその瞬間は刻まれているはずやし,作品のコンセプトに影響を与えていると思う.
 何が言いたいんかよくわからんけど,上の写真一枚をとっても自分の中では色々と思い返してしまう事があった.この写真では特に聴覚的な記憶が蘇った.

 これは,ボリビアのコパカバーナという所で,場所に関しては以前UPした写真の項で記してある.
 ラパス行きのバスの待ち時間が3時間くらいあり,感じの良いカフェに居合わせた時のこと.
若いセンスの良い夫婦がやっているお店で,客は誰も居なくて,久しぶりに濃いコーヒーを飲んでまったりしていた.外の天気も抜群にいいし,気温もほど良くいいし,旅も順調だったのでこのテンションを伝えようとポストカードを書いたりもしていたかな.
 何よりも,その時流れていたRita・LeeのBossa'n Beatles内のin my life(spanishバージョン)がヒットだったというか,その空間にとてもマッチしすぎていた.後はFrank emilio等cuba音楽が流れていた.

今回上の写真を焼くときは,Rita leeを流してボリビアにトリップしていた.
少なくとも,この写真で視覚・聴覚・味覚は蘇ったかな.


ちょっと前にキックザカンクルーの脳内バケーションって曲あったけど,俺あのフレーズめっちゃ好きやわ(そのPVでは,台湾が彼らのバケーション先でした).
ってとこから暗室=脳内トリップの場所とします.勝手にしとけって感じですよね・・・.まぁまぁ.

今回脳内トリップしすぎて,100枚近く焼きこんだ.
おかげで暗室のドアを開けると,辺りは真っ暗でそこにはだーれもいなくて,朝方からめっちゃ降ってた雨も止んでて,濡れずに下山できましたとさ.おわり

2006/02/19

おつかれおれ

今日は修論審査会だった.
教授2人と助教授1人で,狭い部屋で30分弱の論文に関する審査会.
面接やね,あれは.部屋に入る前の一年前の緊張感が懐かしかった.実際面接を受けるつもりのテンションやったから,何も持たずに入ると.助教授が「論文は持参していないのか?」,「はい」,「まぁどこに何が書いているのならいいが」と.まぁ自分がどこに書いたかくらいは分かるだろうと平常心を装う.

 修論のタイトルは『地方空港の国際化が地域経済に与える影響分析』.まぁ理論研究ではなくバリバリの実証研究である事はタイトルだけで理解できますな.
 
 一昨日の公聴会(全体のプレゼン)の際にも思ったのだが,教授2人は本質をついた質問をどんどんしてくる.何とも現実に即した説得力の高い攻め方をしてくるので,こっちも論理的に返答しようとするが,同じ文脈でまた質問,また返答・・・と2,3回返すのに精一杯.
 A教授に関して,彼は質問に対して僕がどう返答してくるか予想して,さらにそれに付随した本質に迫る質問をしてきて,さらにその先まで想定しているようなので,しまいにこっちが論理破綻してしまう.おそらく,僕が教授にとって想定内の返答をしているのだと思うけど,そのやり取りは極めて研究の本質を突いたものになっているので,最終的に教授の論点を受け入れるしか出来なくなる事があった.
 
 明らかに今日の審査会の教授2人に関しては,研究に関して相当広い視野を持っているので,突いてくる内容にも重みがある.自分の研究アプローチが所属系統では稀ではあり,例え彼らがその分野の深い知識を持ち合わせていなくても,修士レベルの学生の現実を扱う研究に対してはだいたい分かっているよくらいの感じなのかな.
助教授がしてくるテクニカルな質問に関しては,むしろこっちが,「あんたそれは理解不足っしょ,もっと僕の論文を読みなさい」って点があった.

 審査会後,助教授との打ち合わせの時にプラスアルファのタスクを与えられたが,修論全体に関して地味に労ってくれたので,嬉しかったのは間違いない.研究室入った時はめちゃめちゃ言われてたもんね,俺.

 その後,夕方からM2全員で王子公園の定番,鳥ひげへ.まぁどうでもいいですが,微妙に歯茎が痛かったので,串が当たらないように注意して焼き鳥を食べました,はい.
いやむしろ,歯茎の下に隠れてる歯が痛いかもしれない.これは一大事だ!

2006/02/17

結婚式
















じゃあなくて,結婚式の2次会ですな.高校の友達のん.
アナログカメラの嫌な点.一月にあったこの会のネガをやっと昨日現像に出して,取りにいったこと.まぁそんなことより,この結婚式2次会.

新郎・新婦ともに自分の高2のクラスメイト.2人とも仲良くしてた友達だからなおさら感慨深いものがあった.なかなかこんな結婚式にはめぐり合えんやろな.
高2というと,修学旅行もあったし,ほんと良い思い出が一杯な気がする.
高校の環境も良かったし,最高にあほなやつらがいたような気がする.今でも笑いの基準は高校時代だと思う.勉強が出来なくても将来を憂う事なく,部活の仲間やクラスの仲間と毎日あほやっていたような気がする.大笑いしてた気がする.先生もほんとに良い人ばっかだったし,大学とはまた違う自由が与えられていたような気がする.なんか毎日晴れだったような気がする.それは言いすぎか.

たぶん彼らも同じような思い出を持っていることだろう.

そんな素晴らしい思い出を共有できてるっていいですな.

それにしてもゴールインできて,非常にめでたい!めでたいめでたい!


と,俺の周りももうそんな時期かと・・・.まだ働いてませんが,何か?

久々な高校連中とも会えて楽しかった.ほとんど社会人だった.んで,あほだった.

2006/02/10

提出!修了?そして・・・

変な時間(朝3時)に起きてしまった.意味不明な生活体系からくるものか.

昨日(9日),15時頃,論文提出!!!
充実感が満ち溢れた.自分でも妥協なしに提出できて,よかったよかった.何かしこりが残るものにだけはしたくなかった.後はまぁ,来週に発表と公聴会を残すだけだ.不安要素はまぁ,ないな.ちゃっちゃとパワポでもつくるか.

昨日の一連の流れ.
論文提出後,研究室のM2達と,HAT神戸のなぎさの湯へ.
その後,王子公園のいなかもんへ.相変わらずうまい料理とビールで研究室の面々と戯れるが,途中,ビールと寝不足で記憶なくなる.その後,いつものKZ宅へ.みんな一瞬で寝る.まぁ疲れきっていたからしゃあないが.


で,今日の朝.皆が寝てる中を帰宅.みんな,よー寝れたんかいな.Mっちとか.

 で,次の視点は,社会人までの期間をいかに過ごすか.だったので,さくっと旅でもしようかと.持っているシンガポール航空のマイレージ,クリスフライヤーの使用期限が3月末までなので,それを使ってどっかいこうかなと.まぁだいぶ前から中国の奥地って決めてるんやけどな.

で,今日の神戸からの帰りに梅田の第一生命ビルにあるシンガポール航空のオフィスに.スターアライアンスの中でも,成都とか桂林とか重慶とか,やや内陸まで行ける航空会社がアシアナ航空だけ(今調べたらANAもありそうやな)だったので,おそらくアシアナを使おうかと.普通にANA使ってさっといくんもありやけど,ストップオーバーで帰りに久々ソウルに寄りたいとも思ってて.そんなに遠くに行く期間もないし,近場が好都合かな,と.
 で,オフィスに行った理由は,SQのWEBでマイル使うための路線検索の際に,OZの詳細な乗り継ぎ便が表示されなかったため.SQのオフィスからでも,OZの国内端末しかアクセスできないため,例えばインチョンー成都間のブッキング状態を(日程が確定しない限り)知ることができないらしい.ま,でも中国内の行き先に柔軟性を持たせれば,楽にチケットが取れそうな感じを持った. 
 スターアライアンス内でも,それほどWEB面で融通されていないんかなという印象だった.その辺のサービス面では会社毎に差がありそうやな.
 中国内陸と言ってもまだ,それほど行きたいところが決まっていないため.もう少し考えようと思う.

で,さらに帰宅途中.心斎橋のアップルストアーに.やっとipod(30ギガ)を買う.

で,さらに本屋に寄る.難波のジュンク堂でお目当ての本を探すがない.ますます購入したいので,旭屋に行く.ないと思ったが,あった.この前の日経日曜で書評もされていた,「物理学者ウォール街を往く」
年始にも書いた卒業までの目標,本15冊を読むの中で,この本は質・量を考えて2冊と換算しよう.