2005/12/20

中間発表→忘年会→北新地

40時間起きつづけた後、さっき8時間の睡眠から起床した。

昨日は修論の中間発表。
僕自身、基本的に発表の前の日は最低数時間は眠るようにしているのだが、今回はそうはいかなかった。
この中間発表が終わるともう論文提出後まで発表する機会はないし、なんとしても現時点で提示できるような有意性のある結果をまとめて、陳腐なプレゼンにならないようにしたかった。

「節目節目で結果を出せないと、この先も同じだぞ。」って自分に鞭をうちながら、結果を出すことに執着した。故に、睡眠欲も吹き飛ぶくらい集中力が維持されたまま作業に集中できて、なんとか発表できるレベルの結果を出せた。

プレゼン自体も現段階のベストを尽くしたと思う。先生方からは、自分には無い視点で色んな示唆をいただけたし、自分自身研究を整理する上でも非常に有意義な発表だった。

その後、研究室のOB含む教授の教え子とその知人、研究室学生からなる忘年会が福島であった。学生以外は年齢層高め&スーツを着るような若干硬めな忘年会だったが、それはそれで有意義な時間となる。この時点でねむい度MAX。

こうしてやっと長い一日が終わったと思って、外の冷たい新鮮な空気を吸っていると・・・。

研究会でお話する元お役人の社長さんが、僕ともう一人の学生を北新地に連れて行ってくれると言う。
何やら、もう一人の学生が以前ノリでアポをとっていたという。


結局何故か僕もお呼ばれする事になり、夜の北新地へ。

新地の華やかな世界に驚愕する事が多々ありましたが、まぁ良い社会勉強ということで!敢えて英語が通じないブロンズ美女オンリーなお店とか・・・(笑)てか、来てるお客さん明らか重役っしょ、みたいな店ばっかやったし。社長さん、いつもこんなとこで遊んでるんですね。最近は減って2日に1回とか言ってたが・・・。


中間発表→忘年会→新地、   

大人の階段のーぼるぅ♪ な一日でした。

2005/12/09

ベンチャー魂

今日はベンチャーに関する講演会に行ってきた。とても有意義だった。

東京の友人から紹介があった、その名も「関西だってベンチャーできるぞ!」プロジェクト。
主催は関西学研都市知的クラスターという、いわゆる京阪奈地域の学術的な結びつきと向上を元に同志社や奈良先端大等が中心に発足した機関。

僕はただ単に講演会をしてくれるスタンフォード(コンピューター・サイエンス学科)のエドワード・ファイゲンバウム教授の話を聞きたかっただけ。彼はシリコンバレーでは3社のベンチャー創設等で名が知られて、コンピューター界のノーベル賞と言われるACMチューリング賞を携えておられる方。どんな人なのか、どんな話を聞けるのか気にならない訳はない。まぁ御年70歳という事でなかなかのおじいさんです。

他にもシリコンバレーから来られたFirst Compass Groupジェネラルパートナー等を務める外村仁さんがオーガナイザーとなり、関西で実際にベンチャーを立ち上げている起業家6人のパネルディスカッション等があった。

ファイゲンバウム氏の講演では、日本及び関西でベンチャーが育ちにくい理由を、シリコンバレーとの比較により論じていた。

また企業が勝っていくための要素として、ファイゲンバウム氏は一貫してINNOVATION、革新を強調していた。ソニーを例にとって、企業組織の肥大化が革新のスピードを遅らせ、グローバル競争に勝てなくなっている事を話したり等など。
聞いていると、大企業組織に入るのが鬱になるような事もボンボン出て来る。新入社員として意気揚揚と入社した人間が、組織に埋もれ、例え部長クラスになったとしても若い頃の熱いハートが消えている・・・と。彼は一般論をしているわけであって、この事に関して反発する必要はないが若干の不安は生ずる。

結局、ベンチャーがイノベーションを起こすのに最適だという風に繋がる。で、そのベンチャーが成り立つための要素として制度面、ベンチャーキャピタルの存在、失敗を成功にするカルチャーの変更など等を指摘していた。

全プログラムが終了した後、懇親会があるというのでせっかくなので出てみた。無料やったし(笑)

せっかく出たので、ファイゲンバウム先生に話したいなと思う。英語オンリーという事もあるのか、あまり多くの人ががっついていないのでがっついてみた。

自分が来年からベンチャーと極にあると考えられるいわゆる大きい組織を持つ企業で働く上で、その後、起業に結びつけるとしたらどのようなアプローチがあるのかを聞いた。

僕自身、これからのキャリアビジョンで起業という選択肢を消去する訳ではないし、チャンスがあればその時のタイミングでチャレンジしてみるのも悪くないと今現在は思っている。そこで、短期的には来年4月からいわゆる大企業に入って、そこからどういう意識で3年を過ごすか、どれほどアンテナを張り巡らす事ができるのか、この点が重要だと外村さんもファイゲンバウム先生も伝えてくれた。もう少し具体的に事も話してくれたが、なんか僕がまだ入ってもないのに早くも会社辞める気満々な奴みたいなので控えておく。

後は、急速に世界規模で情報化が進む上で先進諸国と後進諸国とのinformation gapの是正に関しての意見を求めたところ、この答えに関してはかなり難しいので、これを専門にして2005年Honda Foundation Prizeを受賞しているカーネギーメロン大のProfessor Raj Reddy の文献やWEBでも漁ってくれと言っていたので、ちょっとチェックしてみようと思う。

他にも松下や関電に属しながらベンチャーを考えている方々とお話する事ができて、これから自分が企業に入り、どのような意識で過ごしていくかを考える良い機会になった。

2005/12/03

ラーメン屋の本気度

 昨日、研究室の帰りに一緒に帰っていたMっち(研究室仲間)と思い立って上新庄駅の近くにある天神旗というラーメン屋に行って来た。名前に天神とついている事からも博多系の豚骨ラーメンなのは想像できるでしょう。

 そこに7,8回は行った事があるくらいそこのラーメンが好きだ。関西でも結構色んなラーメン屋に行ってるが、そこのラーメン屋の本気度はかなり高い。その本気度と比例して味もかなり本気。まず、入った時に豚骨の臭みが鼻につく。とりあえずその時点でむぅりぃな人もいるかと。

 豚骨ラーメンは好き嫌いがあると思うが、本気のラーメンを食べたいと思う人は行ってみたらいいと思う。大将のあの目つきは本物や。ほんまにええ仕事してる目つきでラーメンを作ってくれている。かといって愛想が悪いわけじゃない。ラーメンをみて、客をみて、ラーメンをみて、客をみて、奥から自分の店を常に把握している。かといってその視線を客は感じる事はない。俺がこそっと、客を観察して本気でラーメンやってる大将を観察してただけ。

 ここのラーメンを注文する際の注意。ラーメンは大まかに塩とんこつと醤油とんこつがある。これはまぁそれほど大差なく、醤油とんこつの方がチャーシューに醤油味がきいてるなくらいの印象。
ここからが肝心、老と若というとんこつの濃さの違いも選ぶのだが、ここでややあっさりと書かれている若を選ぶと負け。勝ち負けとかじゃないけど、この店に来るならやっぱ本家本元の老を頼んでできるだけこってりして帰るべきだと思う。一回、若を食べてかなり後悔してしまったのだ。若を食べるのなら同系統の一風堂とかで普通に食べる方がいいかと。


実はその日の昼にもひょんな事でふうりんという東灘にあるラーメン屋に行った。朝から以前の追突事故の関係で東灘警察に行く用事があったので。天神旗に行ったMっちプラスKZさんの3人で、KZさんリコメンのふうりんへ。まぁ3人とも事故の被害者なんで警察署に行ったついでに。

ふうりん・・・。KZさんあれはないわぁ。うそうそ。ないわぁってことはないね普通においしいよ。でも普通過ぎるし、本気度が低いっしょ。
てか、財布見つかってよかったね。結局自分んとこのトイレでとか、それが一番ないぅわぁ。


結局最近、自分なりのラーメン屋を選ぶ基準って大将(もしくはラーメンを作っている人)の本気度かなーと思う。その本気具合が店内や店員や、もちろん味にも影響を与えているような気がする。