2005/01/22

並行作業

ほんと並行してやる事が多い今日この頃。
今、月曜にある2つの授業の課題レジュメ&パワポつくり中です。

1つ目はうちの研究室の助教授担当の授業。内容は現在の航空市場の競合状態を列挙し、モデル化し、均衡解導く・・・等。
□僕が選んだものは、アメリカのある路線でサウスウエスト航空とアメリカン航空等のメガキャリアが引き起こしている価格競争をモデル化・・・。現段階で自分が提示する内容自体も理解不足→ミクロ経済の本片手に式の概念やらを一つ一つつぶしていく必要あり。

2つ目は建築界の重鎮(?)とされている重村力って先生の授業。
この授業は僕以外その教授のゼミ生なんやけど、土木の僕がこの授業を履修した理由として。

今から2,3年前だろうか、梅田のサウナでバイトしていた時です。
そこはなんと安藤忠雄さんがよく利用されていました。彼が来た時、僕のミーハー心があんな有名人が居るのに話しかけないわけがなく、4、5回お話しさせてもらったことを覚えています。
安藤さんが裸に近い(もしくは裸)状態やけど彼のバックボーンを知っているため、少なからず緊張しますわな。彼の事を全く知らない他のバイトの子は「え、あのおっさんが、まじで!」っていうまぁ当然なリアクションをしていました。そこで安藤さんと色々話させてもらっている内に、僕自身の話しになった時、「あー重村さんおる大学かー」って事を言われました。その時僕の中で、重村要チェック!→いつかその先生の授業履修してやろう!!→今期履修!!!but課題キツイ(トホホ)みたいな感じです。

その授業は先生が忙しく回数は少なかったけど、一つ一つの授業は毎回各自が授業の目的に沿って調べてきたことを発表→先生コメント。みたいな形やから、毎回緊張です。でも先生の示唆は鋭く、且つすさまじい知識ストックを感じさせる話しぶり。いやはや、さすが重鎮、刺激的でした。と、過去形になっているが、月曜には最終プレゼンがあるわけで、完成までまだまだ時間がかかりそう。なんとしても完成させねば。

ちなみに僕がこの授業で取り組んでいるのは、“人がどのような要因のもとで行動するのか”って事を今和次郎が提唱した考現学の「人の行動に関する調査」の部分と、観光行動の心理的作用を結びつけた形で書き進めている。建築の授業だが、僕の中では「建築外の思考」が前提となっている。

2005/01/21

写真UP

写真UP!
MORIBLOってとこからリンク先のフォトアルバムに飛びます(↑)。現時点でスキャン&UPしたインドの写真を載っけています。
どうぞ、見てください。写真見てくれた方、写真アルバムの中の「CONTACT MEMBER」ってとこから、リアクション語ってくれたらうれしいです。僕自身、写真のモチベーションが上がる事必至なのでお願いしときます。また今後もカラーなど含めて色々UPしていきますんで、観てくださいねー

2005/01/16

ウォントとニーズ

先日、就活で東京に行ってきました。
その時に持っていく本として、書棚から一冊の文庫本を選んだ。
タイトルは「生きること 学ぶこと」。なんてまじめなタイトルでしょう。大学1回の時に読んだ記憶があったが、内容はほとんど忘れ去られていました。
著者は広中平祐という数学者で、いざ目を通してみると、今の僕に素晴らしい知見を与えてくれました。その知見とは「ウォント(欲望)とニーズ(必要)の違いを理解した上で、創造に重要なものはウォントである」という事。その言葉だけ見ると若干抽象的かもしれませんが、就職活動中の自分にとってもウォントとニーズを考えながら物事を選択していく大切さを実感した。

以下本書の言葉を引用する
「ニーズ」と言う言葉は、空間的に言えば、外部の状況を判断して割り出した必要性であり、時間的に見ると、過去から現在にかけて人間が経験した事、得たものを基準にして割り出した必要性という意味に使われる。これに対して「ウォント」は、自分の内部から出てくる必要性であり、現在と未来に時間軸をとった上での必要性を意味している。すなわち、欲望とか、欠乏を内包した「必要」がウォントの意味なのだ。

そして、彼が「複素多様体の特異点に関する研究」でフィールズ賞を受賞するほどの研究成果を出せたのは、ウォントという情念が常に彼を動かしつづけたからだと言う。
ものを創る過程には総じて飛躍が必要であり、彼の飛躍の原動力はニーズではなく、ウォントであった
という。

また著者は若者の就職に対して、情報などによりニーズを割り出して就職先を決める人が圧倒的に多いと言う。例えニーズから割り出した就職先であっても、それが何らかの形でウォントに切り替わらない限り、どこかで挫折してしまうのではないかと言う。

理性による判断から生まれた「ニーズ」、現在の自分の中にある何かいたたまれない情念から生まれる「ウォント」。最近、就職に対して自分自身はニーズ一辺倒で考えて来た感があった。ニーズありきのウォントになっていたと思う。その場合のウォントは何かしっくりこないなと思う事が多々あった。そういう思考回路を一度リセットする機会をこの本で持つことができて有意義だった。

あーー2日酔いなのか、風邪なのかわからないこの体のだるさ。リセットして欲しいです。

2005/01/04

2005年スタート

新年3日が過ぎようとしてます。
意気込んで年末年始にがっつり本読み計画を立てたものの全くです。
まぁある意味家族や親戚や友達等と密度の濃い時間を過ごしたのでありでしょうか。
うん、ありにします。

明日もまだお気に入りの図書館は開いてくれませんが、そろそろ生活リズムを作って具体的に課題などをこなさなと思う深夜。生活リズムは自分自身非常に重要視しているのですが、作り出すのはなかなか難しい。

リズムを形成したいとき<僕の場合>
                             
1.必ずこなさなければならない事(課題)を把握
         ↓
課題をこなすためのおおよそのプロセス把握
<期限から逆算してどれくらい困難そうか> 

2.自分の将来像把握
     ↓
将来像に必要な事(読書等)把握

1,2より
課題と読書のその時点における優先順位を選定       
           ↓
優先順位に応じて一日の時間配分選定
<飽きやすいので並行する>
                      
ん。ていうか誰でもこうするか。
結局は短期的な目標設定により自身にプレッシャーをかける事が大切なんでしょうな。