2009/08/11

夜の写真(赤坂〜表参道)

最近は会社帰りに家の近くのカフェに寄って帰ることが多い。
MIDという山手通りにあるお店で、毎日夜中2時までやってるので閉店時間に焦らされる事なく、ゆっくり本等が読める。
広々と席を使えるのもとても良い。

今、山手通りは中央環状新宿線の地下トンネル掘削工事が延々と行われており、地上部分も工事中の様子を常に保っているのだが、お店を出て歩いている時にいつも思うのだが、なーんとなく工事現場って格好いいのだ。
夜の工事現場に限られるのだが、特に作業中のハロゲン投光機を使って作業している時の光はめちゃめちゃ格好よくて、遠くからみるとすごく良い空間が演出されている。
撮りたい。

夜の写真と言えば三脚が付き物だが、最近は一眼レフすら持ち歩かず、専らコンパクトのGR1vのみを持って外出する。先日、赤坂から青山霊園を通り抜けて表参道まで歩いた時にとった写真(青山霊園辺りの夜はやっぱりちょっと怖い)。
道をテーマに撮った。
そもそも、このブログの趣旨って写真載せる事やったわぁ、という事を思い出して実行。









後、下のは全く関係ないが最近とても好きな写真。

Bill EvansのI Will Say Goodbyeのジャケットの写真で、西日に向かって車が橋を駆け上がっていく様子。
この先の風景を敢えてみせないシンプルさに完成度の高さを感じた。
このジャケットに惹かれてCDを買ったが、結局最近はかなりの頻度で聞いている。
Waltz For Debbyほど名盤じゃないかも知れないが、今はBill Evansの中では一番好き。

一番上の写真はこの写真に影響を受けているつもりだったが、単に広角で遠近的にとっているだけだった(涙)



2 件のコメント:

トッポッキ さんのコメント...

いい写真だね。おれも夜の道、車の通ってない街頭に照らされた道が好きだな、特に雨降った後とかなめる感じでいい。ビルエバンスの絵かっこいいね、ちょっと空の感じが夜明けの雰囲気が濃くて味わい深いね。ビルエバンスって朝聞いても気持ちいいよね。

atsuyuki さんのコメント...

Bill Evansのジャケットはね、写真。BLOGだと絵っぽく見えるね。でも構図を参考にする上ではむしろ絵の方が参考になる事が多いと思うんやけどね。やっぱり写真的な斬新さは現実を観ているだけでは表れてこないと思うのです。