2004/12/05

写真『演奏会撮影時の制約条件』 

今日、写真撮影のバイトに伊丹ホールまで行ってきた。撮影対象はエルデという混声合唱サークルの定期演奏会だった。そのサークルには研究室の後輩が所属していたので、仕事してはやりやすかった。普段、自分が街などをうろうろしながら好き勝手撮るのとは違い、演奏会の撮影となるといくつかの制約があるので、難しい面がある。具体的に3つ挙げると

1.光の制約
室内撮影となるので、自然光と違って少ない光量で限られた絞り値しか扱えない。よって、ボケ具合を写真に表現する事は困難。ま、ズームでクローズしたときのボケは当然発生しますが。あと、ストロボ使用時の固定的な絞り値は僕苦手というか嫌いです。

2.空間の制約
リハーサルでは比較的自由に動き回れるが、本番では観客の邪魔にならないよう、撮影場所は限定される。よって写真に角度のバリエーション、遠近感のバリュエーションを表現しにくい。遠近感はズームレンズで補完できそうだが、自分はどうもズームレンズでの距離のとり方に違和感を感じる。おそらくその違和感が写真にも現れてしまうんでしょう。普段は単焦点レンズを使って自分の足で距離感をとるタイプなので。

3.音の制約
演奏会においては、この点がすごいシビアだと思った。特に今日使った1Nはシャッター音が激しいので周りにすごい気を使った。静寂の時にシャッターを切ろうものなら、会場に響き渡ってしまうくらい。

2.3に関しては、ホント空気読むって事ですわ。ま、空気読む練習になったかな(笑)って全然読めてなかったりしてー


あと、演奏会に関してはすごい楽しませてもらいました。谷川俊太郎の詩がいくつか出てきて、そのときはただの観客でした(笑)。また4回生の最終演奏会でもあり、後輩の4年間の集大成を見させていただいきました。まろ君お疲れ様でした。ピアノ良かったぜよ。


因みに今日、使った機材を紹介しておくと

ボディ  canon EOS-1N
レンズ  17-35mm L f 2.8
     70-200mm L f 2.8
ストロボ canon 540EZ
フィルム コダックとフジ ESO 400の普通のん 計8本

2004年12月5日(日) 混声合唱団エルデ撮影@伊丹ホール




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