2005/09/08

I'm in Puno, next to Lapaz

いやいや、ペルーにきて初めて日本語フォントが使えます。今は9月7日の22時でPUNOという標高3800メートルのペルーの街に来ています。ここはチチカカ湖という世界一標高の高い湖があります。今日は朝7時から夕方5時までその湖をクルージングしてきました。途中、欧米版大富豪をフェリーの上でやりました。フランス、イギリス、ベルギー、イスラエル、ブラジル、これまた面白い面子です。ルールは日本と比べてマイナーチェンジしてますが、まぁ理解はできます。大富豪はプレジデントと呼んでいたが、日本で用いる貧民等の表現は民族的に用いなくてそれらはドクロと訳していました。僕が一瞬、slave?と言ったら、NoNO Dokuroって言われました。いや、でもこれを書いてて思うのだが、ドクロって日本語なのでは。でも確かに彼らはドクロと言っていたのですよ。それをきっかけに、かれらと色々仲良くさせてもらいましたわ。パリで今面白い場所や、イスラエル、パレスチナの状態、サンパウロFCを観に連れていってやる等などかなり楽しい時間をすごしました。何よりも生の声で話、情報を聞けるのが貴重な経験です。何かものすごく世界における自分の位置づけを考えてしまう時間でもある。

チチカカ湖のクルージング話。インディオにとって、古くから様々な意味合いを持つ湖なので、現在でも彼らはそこに住んでいる。彼らの暮らしを見物するプログラムもあり、色んな驚きもあったが観光用に作られた感がもちろんあった。どのような心境で彼らは僕らツーリストに自分たちの暮らしをさらけ出しているのだろうかと思う。従来のように、魚を湖でとってそれと物々交換で野菜などを仕入れる暮らしよりも楽なのだろうか(もちろん今も魚類は採っているが)。

明日、9月8日朝7時のバスでボリビア、ラパスに向かいます。当初の予定とは変更です。ウユニの塩の平原を見てみたい事や、ポトシ銀山にも行っておきたい。ゲバラの事も一要因です。

ペルー最後の夜に思うのだが、この国は相当な観光資金を手に入れているし、力を入れている。マチュピチュを例に考えると、クスコから1泊2日で行って帰ってくるのに安くても1万円程必要で、現地の人で行く人はほとんどいない。現地の人は1食200円程(店で)ですから結構な裕福層じゃないと難しいことがわかる。この旅をする上で結構高いプランに毎日先進各国から引っ切り無しに人が押し寄せる。クスコからマチュピチュの麓アグアスカリエンテスまでの鉄道は連日満席に近い(シーズンにもよるが)。僕も行き当たりばったりでチケットをとった。うん、マチュピチュビジネスは大成功してると思う。そんなビジネス的な観点ばかりで眺めているわけでなく、感動しまくってますから。ペルーの観光以外の産業はどうか?日本を代表するような産業、つまり電子機器産業や自動車産業はこの国には存在しない。電化製品はソニー、松下、シャープ、サムスン、LGだし、車はトヨタ、三菱、日産、現代、ホンダ、ワーゲンだし。街ではキョロキョロしてるがペルー製を見たことない。なので、観光産業に力を入れざるを得ないとも言える。まだ観光資源に恵まれているペルーは幸いだ。

コロンビアでも電子機器や自動車市場は日本や欧米の企業に牛耳られているらしい。昨日クスコからプーノまでバスが一緒で仲良くなったコロンビア人のオスカーが言ってた。昨日は彼とプーノで部屋をshareし、夜は一緒にピスコサワー(ピスコはペルーを代表するお酒)を飲んだ。彼は僕と全く同じ年生まれで、大学では環境学を学んでいるらしい。かなり気さくで笑いのツボが似ていた。ラパスで石油会社からの研究依頼で調査しに行くらしい。その後、ブエノスアイレスの姉さんの所で2ヶ月間stayするらしい。eosの海外版の一眼レフを持っていたなぁ。多分kissシリーズの海外版っぽい。

更新が若干滞っているとのY.M君からの指摘がありましたが、この通り(?)生きています。元気です。ちょっと体が痒いけど。マチュピチュではホント感動して、さらにマチュピチュの背後にそびえるワイナピチュと言う山に登り、そこからのマチュピチュやそれを取り囲む山々の風景は最高でした。かなりタイトめなスケジュール且つ色んな人との出会いも会ったので、ネットできない状態でしたねん。俺、ほんとに良い経験をこの旅でしてると思います。

ではそろそろペルー最後の夜を締めたいと思います。CIAO!

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