2006/03/31

写真展終了!!と感謝




 本日写真展が終了いたしました.
まず,中崎町という梅田の少し外れた,且つ非常にわかりにくい立地にも関わらず,足を運んでくれた友人(先輩・後輩含め)には感謝しています.立ち代り入れ替わり来ていただき,僕自身全く暇な時間がなく,嬉しかった.花やらワインやら京菓子やらの差し入れもホントにありがとう!!

 開催されるまでは,計画していたものの不安で不安で仕方がなかった.観にきてくれる人はいるだろうか,観に来ていただいた人に満足してもらえるだろうか・・・,など等不安の種は尽きなかった.展示においては,写真とセンス,その他様々な点で信頼のおける友人Kに手伝ってもらって何とか色のバランスや作品の感覚,照明や音楽,椅子・テーブルの配置など,かなり満足のいく展示会場に仕上げた.来てくれた人はわかると思うが,会場というよりも自分の趣味の部屋にしたって感じ.上の写真は写メールで撮ったやつ.
 
 梅田から徒歩圏の中崎町と言えども,立地的にわかりにくいし,来場してくれたほとんどの人が自分が告知した人だった.やっぱり身近な人に観てもらう喜びがあるし,久々の再会もあったし,自分が学生の最後を締め括る最高の機会だったと思う.展示していたのはこれまでの旅の写真がメインで,頂いたコメントをみていると,旅に行きたくなったや,自分の創作活動の参考になったや,観に来ていただいた人には何かしらプラスの影響を与える事ができたのかと思う.まぁ毎度の如くポジティブな解釈かもしれませんが.来場してくれた方々の今後の活動における微々たる動機でもこの展覧会で発見していただいたなら,これほど嬉しいことはない.

 僕自身が例えば,インドを旅する際の動機は2つあった.一つは欧州からの帰りの飛行機でチューリヒからシンガポールに向かう際,ボーダレスの世界を体感した後に,偶然パキスタンとインドの国境上空を通過して(座席の前面モニターで確認),真っ暗な闇の中に光り輝くボーダーラインをみた瞬間はとてもショックだった事.2つ目はチベットチベットという現在のチベット問題を浮き彫りにしたドキュメンタリー映画をみた時,舞台となった現在仮のチベット政府が置かれるインドのダラムサラに興味が惹かれた.結局インドにも行ったし,ダラムサラにも足を運び,ダライラマの秘書から数々のチベットの問題についてお聞きし,彼らの思想も自分なりに解釈することができた.

 何が言いたいかって言うと自分がこれまで,いや,これからも重要としている事は「計画は実行するためにある」って事だと思う.これははっきり言ってカルロスゴーンの言葉です.大学1年か2年の時にルネッサンスって本を読んだときに,これや!!って思ってインプットしていた言葉であり思想.
 動機があって計画を立てる,そして実行する.簡単なようで意外と難しい.でもそれを続けると日々充実して過ごせる.学生のうちはそんな感じだった.
 
 今回の展覧会もそう.意地でも計画を実行に移してやるって結果.一年くらい前から個展でもやりたいなーと思って,友達にも話していた.実際,修士論文に予想以上に時間を取られ,残された約1ヶ月の時間で中国旅行と写真展は厳しいかと思ったが何とか両方実行できた.それは今となればすごい充実感を与えてくれたし,自信にもなった.でもこんな計画を実行できるのも,身近な家族のおかげであると思うが,今思うと本当に感謝せなあかんなと思ってしまう.

 今日でも写真展の片付けを親切な友人達が手伝ってくれて,その後はタイミングよく叔母夫婦が食事に誘ってくれて,僕の門出を祝ってくれたりと,自分本当に周りに恵まれているなぁと感謝しまくり.
 計画を実行に移す.これは当分の間社会人になっても,自分の頭に据え置くキーワードだと改めて思う春一歩手前の夜でした.

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まずは卒業おめでとう&就職おめでとう!

写真展ですが関西に住んでたら行ってたのに?。残念。

さてさて初任地、どこになるだろうねぇ。
また教えてください。

匿名 さんのコメント...

お疲れ様☆
4月から一緒に頑張って行きませう。

atsuyuki さんのコメント...

>saori
ありがとうごぜーます.
生来精進しますんで応援してください.

とりあえずはさらに地理的距離が広がりますがパワー送ってくださいね.

>yamamo
来てくれてありがとよーん.
長居してくれてありがとよ.
4月から切によろしく!